HOME
/
NEWS
/
ニューヨークで活躍する寿司シェフに必要な英語力と現場で使えるフレーズ集

ニューヨークで活躍する寿司シェフに必要な英語力と現場で使えるフレーズ集

April 14, 2025
Announcements

ニューヨークのお寿司屋さんでは、多国籍なお客様とのやりとりが日常です。どれだけ素晴らしい技術を持っていても、言葉の壁があると接客やチームワークで困る場面が出てきます。

本記事では、寿司シェフとしてニューヨークで働く際に役立つ英語フレーズと表現を、具体的なシチュエーションごとに紹介します。

「ネイティブのように話す」ことを目指す必要はありません。最低限の接客英語と、現場で使える実践的な表現を押さえておけば、外国人のお客様にも自信を持って対応できます。

【1】お客様のご案内・挨拶

“Good evening. Welcome to our sushi bar.”
 こんばんは。ようこそお越しくださいました。

“How many in your party?”
 何名様ですか?

“Please have a seat at the counter.”
 カウンター席へどうぞ。

【2】注文を取る・説明する

“Would you like omakase or a la carte today?”
 今日はおまかせにされますか?それともアラカルトで?

“This is our seasonal special. It's made with fresh uni from Hokkaido.”
 こちらは季節のおすすめです。北海道産の新鮮なウニを使っています。

“Please let us know if you have any allergies.”
 アレルギーがあればお知らせください。

【3】提供時のひと言

“This is toro — fatty tuna. It melts in your mouth.”
 こちらはトロです。口の中でとろけますよ。

“Please enjoy it in one bite.”
 一口でどうぞお召し上がりください。

“The soy sauce is already brushed on.”
 醤油はすでに塗ってあります。

【4】対応・リアクション

“Thank you. I’m glad you liked it.”
 ありがとうございます。気に入っていただけて嬉しいです。

“Would you like another piece of that?”
 もう一貫いかがですか?

【5】よくある英語表現と対応方法

お客様:“What’s this fish called again?“

    この魚は何という名前でしたっけ?

あなた:“It’s called kohada — a type of marinated gizzard shad. Very traditional in Edomae sushi.“

    これは「コハダ」と呼ばれる魚で、肝和えにしたものです。江戸前寿司ではとても伝統的なネタです。     

お客様:“Do you have vegetarian options?“

    ベジタリアンメニューはありますか?

あなた:“Yes, we can prepare a vegetable sushi set for you.“

     はい、お野菜だけの寿司セットをご用意できます。 

【6】実際の現場で意識したいこと

「伝えようとする姿勢」が信頼につながる
 完璧な英語よりも、丁寧に目を見て説明しようとする態度のほうが大切です。

料理の背景や文化を簡潔に説明できると好印象
 日本文化に興味を持って来店する人も多いため、簡単なワードでも熱意が伝わります。

ペース配分も英語で管理
 「もう少しゆっくり握ってほしい」「次の皿を出していいか」など、スタッフとのやりとりも英語で行う必要があります。

まとめ

英語が苦手でも、基本のフレーズさえ押さえていれば、ニューヨークの寿司シーンで堂々と活躍できます。この記事で紹介したフレーズを日常業務で繰り返し使っていけば、自然と口から出るようになります。

KIWAMIでは、海外で働くシェフの方々のために、言語面・キャリア面のサポートを提供しています。今後も役立つ記事を更新していきますので、ぜひチェックしてください。

📩 ご相談:hello@kiwami.io

Recent NEWS